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お寺の行事2022/01/10

報恩講法要 令和4年1月10日(月) 午後1時より

寒さも緩み、暖かい日差しの中、報恩講法要が勤修されました。
新型コロナのオミクロン株感染者が増え、法要の開催が危ぶまれましたが、多くの方にお参りいただきました。

「報恩講」とは、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁として勤められる法要で、宗祖のご命日は、弘長二年(1262年)11月28日、新暦では、1月16日にあたります。
ご本山(西本願寺)でも、一月九日から十六日の間、盛大に法要が営まれます。

親鸞聖人は平安時代の末期、承安三年(1173年)4月1日に誕生されました。その生涯は、幼くして両親と死別し、九歳で出家、二十年間の比叡山での修行、法然上人との出会い、越後への流罪、関東での布教など、波乱に満ちたものでした。
「顕浄土真実教行証文類<教行信証>」を著し、「大無量寿経」に説かれている阿弥陀如来の本願により誰もが平等に救われる道、浄土真実の教えを極められました。

浄土真宗を開き、私たちにその教えをお示しくださった宗祖のご遺徳を讃え、如来様のお救いをあらためて喜ばせていただきました。

親鸞聖人が阿弥陀如来のお念仏の教えにあわれた喜びを漢文で偈(うた)にされた正信偈を皆でお勤めし、法話をご聴聞いただきました。