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お寺の行事2023/01/12

報恩講法要 令和5年1月12日(木) 午後1時より

寒さも厳しく、新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中ですが、多くの方にお参りいただき、報恩講法要が勤修されました。

「報恩講」とは、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁として勤められる法要で、宗祖のご命日は、弘長二年(1262年)11月28日、新暦では、1月16日にあたります。
ご本山(西本願寺)でも、一月九日から十六日の間、盛大に法要が営まれております。

親鸞聖人は平安時代の末期、承安三年(1173年)4月1日に誕生されました。その生涯は、幼くして両親と死別し、九歳で出家、二十年間の比叡山での修行、法然上人との出会い、越後への流罪、関東での布教など、波乱に満ちたものでした。
「顕浄土真実教行証文類<教行信証>」を著し、「大無量寿経」に説かれている阿弥陀如来の本願により、誰もが平等に救われる道、浄土真実の教えを極められました。
 
今年は親鸞聖人御誕生850年、立教開宗800年の慶讃法要をお迎えします。
「親鸞聖人の説き示してくださった浄土真宗の教えに出遭うことがなければ、今の私はあり得なかったという聖人への感謝と、その教えに出遭えたことの喜びを込めて、聖人ご誕生を祝い、『立教開宗』に感謝する」法要です。

特別な年の報恩講を勤めるにあたり、聖人のご遺徳を讃え、如来様のお救いをあらためて喜ばせていただきました。

親鸞聖人が阿弥陀如来のお念仏の教えにあわれた喜びを漢文で偈(うた)にされた正信偈を皆でお勤めし、法話をご聴聞いただきました。