今日の法話2010/03/06
『優しいお心の如来さま』
『優しい』の“優”という字は、“人”の横に“憂い”と書きます。
憂いている人の横に、人が寄り添っているのです。
まさに、「辛いんだね」「悲しいんだね」と寄り添い共感する姿を、『優』という字は表しているのです。
私たちには、「辛いんだね」「悲しいんだね」といつも寄り添っていてくださる如来さまがおられます。
≪一人じゃないよ 二人だよ お六字さまと 二人連れ≫と親鸞聖人はお喜びになられたのです。
もうすぐお彼岸です。
優しいお心の如来さまにお会いしましょう。
H22.3.6